ハンズフリー&スーパーヴィジョン。
消防士さんが火事現場に閉じ込められた人を助けに行くときって、煙とか炎で先が見えない所をを手探りで行きます。
でもこの画期的なヘルメットがあれば、消防士さんは煙の先を透視して、炎の先の人の声を聞き取ることもできるようになりそうです。
このヘルメット兼メガネ兼マスク、C-Thruは、従来は個別の機器に分かれていた複数の機能をオールインワンに統合しました。
リーダーがC-Thruを装着していれば、ヘルメット内蔵のヘッドアップディスプレイ越しに周りを見るだけで、他のメンバーの配置など必要な情報が入ってくるんです。
このヘルメットが捉える火事現場のヒートマップデータは、現場の外のリーダーに送信されるので、リーダーは内部の状況を的確に把握でき、さらにクラウド側で処理された情報がチームの全メンバーに配信され、それぞれのヘッドアップディスプレイに周囲の環境にオーヴァーレイする形で表示される・・・・・ってスゴイ!!
これは、米空軍で今使われているのと同様の技術です。
また動画も記録されるので、将来の参考資料・研修資料として使うこともできます。消防局関連の訴訟の証拠資料になることも!
さらにC-Thruにはノイズキャンセリング機能もあり、炎の音を打ち消し、救助を求める人の声や建物が倒壊するときの音を早い段階で聞きとりやすくなるそうです。消防士間での意思疎通も簡単!!
これら全システムがヘルメットに内蔵されているので、今使っているヘルメットをこれに替えるだけで簡単に導入できるのも大きなメリットです。このオールインワン・ヘルメットがあれば、消防士さんの仕事は今までよりぐっとやりやすく、危険も軽減されるはず。ウェアラブル・テクノロジーが単なるギミックでなく、人命救助に役立つのは素晴らしい!!何よりも文句なしに見た目がカッコイイ!!
僕の住んでる神戸市長田区の消防車も頻繁に出動しているので、導入したらええのに!
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