腸を元気にする本当の理由? 便秘は健康によくないから? 腸が疲れていると肌荒れしてしまうから?
それらも正しいことですが、でももっと深い理由があります。実は、腸が元気だと性格までポジティブになると、科学的にも証明されてきているんです。
■自身で働ける唯一の臓器
“腸は第2の脳”と言われています。これは脳からの指示がなくても、自分で判断して働きを変えることができる、たったひとつの臓器だそうです。たとえば、腐った食べ物を食べたとき、過剰に水分を摂ってしまったとき、脳の指令がなくても下痢になるのは、腸が自身で判断しているからなんですって。
■幸せホルモンは大部分が腸に存在
人が幸せを感じたり、精神に落ち着きや安らぎを与えたりしてくれるのが、セロトニンというホルモン。実は、このセロトニンの大部分が脳ではなく、腸内にあるということがわかっています。なので腸が元気な状態でないとセロトニンが作られず、幸せを感じられずにイライラしてしまうということなるようです。
■腸内細菌が人の性格を変える!?
また人の腸内には100兆個以上の細菌が生息していると言われ、この腸内細菌が人の性格に影響を及ぼしている可能性があるのだそうです。
抗生物質によって腸内細菌を減らされたマウスは、注意が散漫になるなど行動パターンに変化があったという実験が発表されています。
また積極的に行動するマウスの腸内細菌を、無菌状態のマウスに移すと、そのマウスが活発に動くようになることも実験で明らかになっているそうです。
これらの研究結果から、腸内細菌が人の性格にも影響を及ぼしていることが示唆されているそうです。
腸がスゴイって知りました!
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